冬限定!青森の食を堪能しよう~南部エリア~

日数
1日
主な交通手段
シーズン

豊かな漁場に恵まれた青森は海鮮の宝庫!せっかく青森に来たのなら、旬な時期に旬なものを召し上がっていただきたいものです。

昔から根付いてきた郷土料理や家庭料理なども魅力的ですが、「昔からあるものを活かしたい、もっとたくさんの人に味わってもらいたい」という地元の方の想いから開発されたご当地グルメをご存じでしょうか?

冬にしか食べられない、地元発信のご当地グルメと、その周辺の観光施設を巡るコースを紹介します。

Start
七戸十和田駅から車で約5分

道の駅しちのへ「七戸町文化村」

美味しいものが勢ぞろい!七戸の魅力を発信

国道4号線沿いに位置し、東北新幹線の七戸十和田駅からも近い大きな道の駅。県内の道路情報や観光情報の提供のほか、産直施設や物産館、秋の一大イベントであるしちのへ秋まつりの臨場感を味わえる「山車展示館」、七戸産の切り花や苗木を販売する「花き展示館」なども完備。七戸の文化や地域情報の発信地となっています。


物産館は県内屈指の品揃えを誇り、七戸町の銘菓や地酒、南部小絵馬などの伝統工芸品のほか、各地のお土産品を販売しています。レストランでは、地元の素材を活かした「馬肉ラーメン」が人気。そのほか南部地方の郷土料理「けいらん」など、この地域ならではの料理が楽しめます。

産直施設では、特産品のにんにくや長いも、地元で取れた新鮮な野菜や山菜、花きなどがお手頃価格で並びます。漬け物や黒にんにくなどの加工品もおすすめ!店内ではそば餅や手打ちそばなどの食事もできます。


また、併設する鷹山宇一記念美術館では、七戸町出身の洋画家・鷹山宇一をはじめ、町ゆかりの画家の作品や、文化財の南部小絵馬が展示されています。

住所
上北郡七戸町字荒熊内67-94
電話番号
0176-62-5777
営業時間
物産館/9:00~18:00(7、8月は18:30まで)
レストラン/平日11:00~15:00、土日祝11:00~16:00(ラストオーダー閉店30分前)
美術館/10:00~18:00(最終入館17:30)
休業日
・道の駅「しちのへ」 3月31日
・レストラン絵馬 12月31日、3月31日 
・鷹山宇一記念美術館 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休業あり

七戸町立鷹山宇一記念美術館

七戸の画家を育んだ故郷の風土に触れるひとときを

七戸町出身の洋画家・鷹山宇一の作品を中心に、鷹山宇一がコレクションした装飾卓上ランプ、国指定重要有形民俗文化財である「南部小絵馬」「羽子板」などの庶民信仰資料のほか、スペインの陶器等を展示しています。その他、定期的に企画展や体験講座等を行っています。◎おもな体験講座 美術館あ~っと!くらぶ(絵画、工芸、版画等)

住所
上北郡七戸町荒熊内67-94
電話番号
0176-62-5858
営業時間
10:00~18:00(最終入館17:30)
休業日
月曜日(祝日の場合は翌日休館)
その他(年末年始、展示替えなど詳細はウェブサイトをご確認ください)
車で約35分

三沢市寺山修司記念館

アングラでシュールな世界へ…テラヤマワールドここにあり

「寺山修司記念館」は、寺山修司の母はつ氏より三沢市に寄贈された遺品を、保存公開するために約3年の歳月をかけ建設されました。寺山修司と親しかった粟津潔氏のデザインをもとに、九條今日子氏をはじめとする元「天井棧敷」のメンバーなど、数多くの関係者のアドバイスを得て1997年に開館しました。


展示棟とホワイエ棟が渡り廊下でつながり、上空から見るとテラヤマ演劇・映画の小道具として登場した「柱時計」のよう。ホワイエ棟外壁には、寺山氏と交流のあった約30人のメッセージ陶板や、テラヤマ作品を題材にした陶板が多数貼り込まれており、とてもユニークな外観です。


館内では、寺山修司が主宰した劇団「天井棧敷」の舞台や映画のセットを再現。見て触って楽しめる前衛的な展示、シュールな世界観をご堪能ください。

住所
三沢市大字三沢字淋代平116-2955
電話番号
0176-59-3434
営業時間
9:00~17:00 (入館は16:30まで)
休業日
月曜日(祝日の場合は翌日) 、年末年始(12月29日~1月3日)
※例年8月の第1、第2、第3月曜日は開館
車で約20分

三沢ほっき丼(三沢市内)※12月1日~3月31日まで

シコシコとした歯ごたえがやみつきに!旨味たっぷりジューシーな味わい

三沢の代表的な冬の味覚、ほっき貝を使用した丼。

三沢市ではご当地グルメを開発する中で、昔からあるもの活かしたい、という想いから「ほっき貝」に注目しました。三沢産のほっき貝は甘みがあり、シコシコとした歯ごたえがあって旨みをたっぷり含んだジューシーな味わいが魅力的ですが、もっとたくさんの方に味わってもらいたいという想いから、お店で手軽に食べられる「三沢ほっき丼」がスタートしました。


全国有数の水揚げ港として知られている三沢の「ほっき貝」は、冬期間限定(漁期は12月~3月末)の極上グルメ。肉厚で豊かな香りと甘みが特徴です。

そのとれたての「ほっき貝」を使用し、当市の冬の名物料理となっているのが「三沢ほっき丼」。その定義としては、「三沢産のほっき貝(漁が解禁する12/1~3/31の期間に漁獲されたもの)を使用する」ことです。味付けや料理法は、各店舗の創意工夫によってさまざま。煮る、炒める、揚げるなどの色々な味を楽しむことができます。


住所
三沢市
電話番号
0176-53-5111
車で約45分

八食センター

八戸名物が勢揃い!何でもそろう「食のテーマパーク」

新鮮な魚介類、乾物をはじめ青果・精肉、野菜、お菓子、地酒など、全長170メートルに約70店の専門店が軒を連ねる八戸市民の台所。お土産の種類も豊富で、八戸観光には外せない人気スポットです。


近海で獲れた魚介類を使った磯料理や郷土料理が味わえる「厨スタジアム」や、八戸の食をまるごと味わえる「味横丁」があります。購入した魚介類や肉をその場で炭火焼きできる「七厘村」は大人気!牡蠣もホヤもイカも新鮮で、感動の美味しさです。名物のせんべい汁やりんごジュースも味うことができます。


各種イベント「八食サマーフリーライブ」、「八食料理道場」をはじめ、様々なイベントも開催。来訪前には公式サイトをチェックしてみてください。

住所
八戸市河原木(大字)神才22-2
電話番号
0178-28-9311
営業時間
営業日・施設により異なります
休業日
◆市場棟・味横丁・七厘村
毎週水曜休業(繁忙期には営業)
元旦

◆厨スタジアム
元旦

※詳しくは八食センターのホームページをご覧ください。
車で約10分

八戸ブイヤベース(八戸市内)※2月上旬~3月下旬まで

八戸の海の幸をギュッと凝縮!

ブイヤベースというのは、地元の魚貝類を香味野菜で煮込む、フランスの寄せ鍋料理のこと。八戸市では、地元八戸港に水揚げされる魚介類を最低4種類以上使い、野菜(ハーブ類・にんにく・トマト等)も地元産のものをできるだけ使って作られたブイヤベースを「八戸ブイヤベース」として認定し、毎年2~3月に「八戸ブイヤベースフェスタ」を開催しています。


【八戸ブイヤベースのルール】

1.八戸産の魚介類をふんだんに使用

八戸港に水揚げされる魚介類を最低4種類以上使い、野菜(ハーブ類、にんにく、トマト等)も地元産のものをできるだけ使います。

2.二度おいしく! 

まずはスープ料理として具材(魚介類)をそのまま楽しみます。その後、スープを活かした各店ごとに異なる、オリジナルの“締めの一皿”を楽しみます。魚介類もスープも「一皿で2度おいしい」のが八戸ブイヤベースの楽しみ方です。 

車で約10分

八戸市美術館

人とまちを巻き込み、みんなで作る美術館

八戸市美術館は「種を蒔き、人を育み、100年後の八戸を創造する美術館~出会いと学びのアートファーム~」をテーマに、2021年11月3日、新たに生まれ変わりました。美術館の枠を越え、八戸のまちにはみ出していくような取り組みが行われていく予定です。


エントランスから広がる巨大な空間「ジャイアントルーム」が特徴的なこの建築は、西澤徹夫建築事務所・タカバンスタジオ設計共同体によって設計されました。美術館のようで、美術館じゃない?行くたびに新たな発見がありそうな、自由な発想がたくさん詰まった施設です。


八戸市美術館には、テラスやカウンターなど誰でも自由に使える場所がたくさんあります。仕事をしたり、待ち合わせをしたり、おしゃべりをしたり、自由に人が集う場所として使うことができます。カフェやレストランなどは併設していませんが、周辺の飲食店で買ったものを持ち込んで食べることが可能です。人が集うことで生まれる会話から、新たにアイディアが生まれたり、情報収集ができるかもしれません。

住所
八戸市大字番町10-4
電話番号
0178-45-8338
営業時間
10:00~19:00
休業日
火曜日・年末年始(12/29~1/1)、臨時休館あり
徒歩で約5分

八戸屋台村 みろく横丁

人情味にあふれた屋台で八戸グルメを堪能

八戸市には昭和のレトロな風情が漂う横丁が8つありますが、そのうちの一つであるこの屋台村は、三日町と六日町をつなぐような造りのため、「みろく(三・六)」横丁と呼ばれています。地元の人にも観光客にも人気のスポットで、細い横丁に連なる26軒の小さな屋台群はいつも賑わっています。


各屋台は店主1名を8名の客が囲むスタイル。初対面同士でも飲み仲間になってしまうような、気さくな雰囲気です。常連のお客さんが席を譲ってくれたり、お店の方との会話を楽しんだりと、人情味にあふれたスポットです。地酒などのお酒はもちろん、郷土料理や新鮮な魚介類、おでん、串焼き、肉料理、八戸ラーメンなど、八戸グルメが盛りだくさん。ハシゴも屋台の醍醐味なので、何軒かをまわって色んな味を楽しんでみてください。


住所
八戸市三日町と六日町の間
電話番号
0178-44-7101
営業時間
店舗により異なります
八戸駅まで車で約20分
Goal

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