青森の避暑地巡り~南部エリア~

日数
2泊3日
主な交通手段
車・タクシー
シーズン

南部地方を中心に夏の絶景スポットや郷土料理を巡るコースを紹介します。

新郷村ではBBQ、十和田湖ではカヌーやクルージングなど夏ならではの体験メニューも充実しています。

八戸にはウミネコの繁殖地である蕪島や天然の芝生が広がる種差天然芝生地など、多彩な景観も楽しめます。

南部地方の大自然を満喫できる贅沢なコースです。

Start
1日目
八戸駅から車で約10分

八食センター

八戸名物が勢揃い!何でもそろう「食のテーマパーク」

新鮮な魚介類、乾物をはじめ青果・精肉、野菜、お菓子、地酒など、全長170メートルに約70店の専門店が軒を連ねる八戸市民の台所。お土産の種類も豊富で、八戸観光には外せない人気スポットです。


近海で獲れた魚介類を使った磯料理や郷土料理が味わえる「厨スタジアム」や、八戸の食をまるごと味わえる「味横丁」があります。購入した魚介類や肉をその場で炭火焼きできる「七厘村」は大人気!牡蠣もホヤもイカも新鮮で、感動の美味しさです。名物のせんべい汁やりんごジュースも味うことができます。


各種イベント「八食サマーフリーライブ」、「八食料理道場」をはじめ、様々なイベントも開催。来訪前には公式サイトをチェックしてみてください。

住所
八戸市河原木(大字)神才22-2
電話番号
0178-28-9311
営業時間
営業日・施設により異なります
休業日
◆市場棟・味横丁・七厘村
毎週水曜休業(繁忙期には営業)
元旦

◆厨スタジアム
元旦

※詳しくは八食センターのホームページをご覧ください。
車で約20分

蕪島

ウミネコが舞うパワースポット

種差海岸の最北に位置し、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている蕪島(かぶしま)。トリップアドバイザ―のエクセレンス認証も受けている人気スポットです。もともとは完全な離島でしたが、昭和17年(1942年)には旧日本軍により埋め立て工事が行われ、現在のような陸続きの形になりました。


ここはウミネコの繁殖の様子を間近で観察することができる国内唯一の場所。毎年3月上旬頃になるとウミネコが飛来。4月頃に産卵をはじめ、6月頃にはヒナがかえります。その数は3~4万羽にのぼり、島がウミネコに覆いつくされるほど。頂に鎮座する「蕪嶋神社」は「蕪」と「株」が同じ読みであることから、株価と人望の「株」が上がるご利益があると言われています。


5月中旬には島に菜の花が咲き乱れます。菜の花の黄色、蕪嶋神社の鳥居の赤、白いウミネコと青空のコントラストが美しい光景を見ることができます。


蕪島やウミネコを大きな窓越しに観察できる「八戸市蕪島休憩所」や、バーベキューもできる「蕪島プロムナード公園」、海の魅力をたっぷり伝える「水産科学館マリエント」も徒歩圏内です。ぜひ足を運んでみてください。

住所
八戸市鮫町鮫56-2
電話番号
0178-34-2730
営業時間
8:30~17:15
休業日
土・日・祝
車で約5分

葦毛崎展望台

種差海岸随一のビュースポット

鮫角灯台前の岬にある葦毛崎展望台(あしげざきてんぼうだい)。西洋の古城のような佇まいの展望台から太平洋が一望できる、種差海岸随一のビュースポットです。周囲には海浜植物や高山植物が豊富で、季節ごとに咲く花々を愛でながら散策を楽しめます。

展望台のふもとにある「カフェテラス ホロンバイル」はソフトクリームが大人気!自家製ソフトクリームをはじめ、ショコラ、いちごなど味の種類はもちろん、コーンやワッフル、カップのいずれかを選べます。

外で食べるもよし、店内でゆっくり食べるもよし!最高の景色とソフトクリームをご堪能ください。

車で約10分

海カフェたねさし

脂の乗った八戸前沖サバの「サバサンド」

種差海岸のそばにあるインフォメーションセンターに隣接するカフェ。

海岸沿いにきれいな芝生が広がる「種差海岸天然芝生地」が見渡せるこちらのカフェは、種差海岸にちなんだ料理やドリンクなどのオリジナルメニューで訪れた人を楽しませてくれます。

脂の乗った八戸前沖サバを使った「サバサンド」は食べごたえたっぷり!酸味の効いたソースも絶妙です。青々とした種差の芝生をイメージしたメロンソーダ「たねさしの芝生」とともにお召し上がりください!

車で約5分

種差海岸

天然芝生の美しい海岸線を、海風を感じながら散策しよう

種差海岸は、国の名勝地に指定されている三陸復興国立公園内にあります。650種を超える植物が自生し、多種多様な植物を観賞できる日本でも珍しい場所。海沿いの遊歩道を散策すると、多彩な花々、緑々しい天然芝生、奇岩怪石、樹齢100年もの松林、可愛らしいウミネコなど、変化に富んだ自然美が眼前に広がります。草花が美しい5月~10月がベストシーズン。


長い海岸線は、4つのエリアに分けることができます。一番北側は「蕪島エリア」。例年3月~8月には、たくさんのウミネコが飛来し、子育てをします。漁場を教えてくれるということで、蕪島の頂に鎮座する「蕪嶋神社」の弁財天の使いとして地元の人々から大切にされてきました。


南下すると「葦毛崎展望台・大須賀海岸エリア」があります。ここでは、白亜の美しい灯台「鮫角灯台」や、古城のような趣の「葦毛崎展望台」、6月中旬~7月中旬頃に色とりどりの花々が咲き誇る「中須賀の岩礁地帯」、踏みしめるとキュッキュッと音が鳴る鳴砂が特徴的な「大須賀海岸」を散策できます。


続く「種差天然芝生地エリア」では、樹齢100年もの松林「淀の松原」や、海鵜のフンによる白さが特徴の「白岩」、そして種差海岸を代表する景勝地「種差天然芝生地」があります。波打ち際まで天然芝生が広がった、青と緑のコントラストは絶景!


一番南にある「大久喜エリア」では、昔の漁師の暮らしに想いを馳せることができる茅葺き屋根の「浜小屋」があります。また、東日本大震災の津波で鳥居の一部がアメリカ西海岸に漂着し、その後返還・修復されたことが話題となった巌島神社(弁天島)もあります。


散策に便利なワンコインバス「うみねこ号」も運行していますので、短時間で周遊したい方はぜひご利用ください。

住所
八戸市鮫町棚久保
電話番号
0178-46-4040
車で約30分

八戸屋台村 みろく横丁

人情味にあふれた屋台で八戸グルメを堪能

八戸市には昭和のレトロな風情が漂う横丁が8つありますが、そのうちの一つであるこの屋台村は、三日町と六日町をつなぐような造りのため、「みろく(三・六)」横丁と呼ばれています。地元の人にも観光客にも人気のスポットで、細い横丁に連なる26軒の小さな屋台群はいつも賑わっています。


各屋台は店主1名を8名の客が囲むスタイル。初対面同士でも飲み仲間になってしまうような、気さくな雰囲気です。常連のお客さんが席を譲ってくれたり、お店の方との会話を楽しんだりと、人情味にあふれたスポットです。地酒などのお酒はもちろん、郷土料理や新鮮な魚介類、おでん、串焼き、肉料理、八戸ラーメンなど、八戸グルメが盛りだくさん。ハシゴも屋台の醍醐味なので、何軒かをまわって色んな味を楽しんでみてください。


住所
八戸市三日町と六日町の間
電話番号
0178-44-7101
営業時間
店舗により異なります
八戸市内に宿泊
2日目
車で約1時間

道の駅しんごう「間木ノ平グリーンパーク」

バーベキュー・キャンプに動物とのふれあいも!楽しみいっぱいの道の駅

高原の広大な敷地に広がる「間木ノ平グリーンパーク」。その中に「道の駅しんごう」があります。


ここはキャンプやバーベキューからゴルフ・テニスなどのスポーツまで、一日中楽しめるレジャースポットです。パーク内には、かわいい牛、ひつじ、やぎ、うさぎたちと触れ合いを楽しめる「ふれあい牧場」があったり、魚のつかみ取り体験・牛の乳搾り体験・ポニー乗馬体験・ウインナー作り体験・手づくりアイスクリーム体験といった体験メニューが充実していたりと、大人も子供も存分に楽しめます。


春は天然山菜、夏はにんにく、秋はきのこと、旬の新鮮な産直野菜が安く買えるのも嬉しいところ。オリジナル商品の製造・開発が行われている「ミルク&ハム工房」があり、牛乳や飲むヨーグルトなどの乳製品も充実。黒にんにくのパンチが効いたアイスクリームや、生キャラメルを南部せんべいでサンドした生キャラ煎餅など、ここならではの味をぜひお試しください。


国道454号線沿いにあり、十和田湖へ向かう東玄関口としても便利です。

住所
三戸郡新郷村大字戸来字雨池11-2
電話番号
0178-78-3333
営業時間
売店:9:00~17:00
食堂:10:00~16:00
休業日
毎週水曜日(夏休み期間中は無休)
※冬期(11月上旬~4月下旬)閉鎖
移動

間木ノ平グリーンパークでBBQ

自然の中で一日まるまるっと遊びつくそう!

65ヘクタールの広大な敷地を誇る「間木ノ平グリーンパーク」は、標高350mの高原に広がる自然滞在型・観光レクリエーション施設です。

羊やヤギなどの可愛い動物と触れ合うことのできる牧場やポニーの乗馬体験、無料で体験できる牛の乳しぼりなど魅力的な施設がたくさんあります。ふれあいの川では、イワナ、ニジマスなどのつかみどりができ、獲った魚はその場で焼いて食べることもできます。

また、グランドゴルフ場やテニスコートなどのスポーツ施設や、ゴーカート場、オートキャンプ場やテントサイト、バンガローなどもあり充実の施設が盛りだくさん。


「ミルク&ハム工房」では、ウインナー作りやアイスクリーム作りを体験することもできます。食品添加物を加えず、新鮮なミルクと卵でつくる自然素材のアイスクリームは格別な美味しさです。乳製品や肉加工品のオリジナル商品の生産や販売も行われているので、美味しいお土産を購入することもできます。


1日だけでは遊び足りないほどのレジャースポット。自然の中のびのびと過ごしながら、たくさんの魅力的なアクティビティを思う存分楽しんでください。

住所
三戸郡新郷村大字戸来字雨池11-2
電話番号
0178-78-3333
営業時間
9:00~17:00
ポニー乗馬体験は11:00~15:00
休業日
毎週水曜日(お盆は無休)
グラウンドゴルフ場、ローラースケート、ゴーカート&バッテリーカー、テニスコート、魚のつかみどり体験は火~木曜日お休み
ポニー乗馬体験は平日お休み(お盆期間中を除く)
※11月上旬~4月下旬までは冬期休園
間木ノ平グリーンパーク内に宿泊
3日目
車で約35分

十和田湖

美しい藍をたたえた神秘の湖 空も山々も鏡のように映しこむ

開放的な大パノラマが広がる雄大な湖・十和田湖。空・新緑・紅葉…周囲の風景を鏡のように映し出す静かな湖面は神秘的な美しさです。


十和田湖は、十和田八幡平国立公園内に位置し、外輪山に囲まれた高地のカルデラ湖で、奥入瀬渓流の源。周囲の長さは約46kmと広大で、最深部の深さは327mと日本3位の深さを誇ります。カルデラ湖とは、火山の噴火でえぐられた大地に、長い年月をかけて雨水が貯まったものをいいます。エネルギーのすさまじさと年月の重みが感じられ、北の高地にありながら冬でも凍らないことから「神秘の湖」と呼ばれることもあります。


湖の周辺にはブナなどの自然林が広がります。春には木々が花をつけ、夏は新緑が芽吹き、秋は紅葉に染まり、冬には銀世界の森へと姿を変え、四季折々の美しさに目を奪われます。新緑は5月~6月、紅葉は10月中旬~下旬頃が見頃。4月〜11月はカヌーや遊覧船が楽しめるほか、1月〜3月はスノーシューやスノーランブラーを使用して氷柱・氷瀑を鑑賞することができます。


十和田湖に突き出す中山半島に鎮座する「十和田神社」は龍神信仰のあるパワースポット。修行僧が龍と戦って勝利し、龍へと姿を変えて「青龍大権現」として祀られたという伝説のある地です。


昭和28年に湖畔に建てられた「乙女の像」のブロンズ像は、彫刻家であり詩人でもある高村光太郎の最後の作品。モデルは光太郎の愛妻で詩集「智恵子抄」で知られる智恵子夫人です。台座には婦人の故郷、福島産の黒御影石を利用しています。


十和田湖でとれるヒメマスやワカサギ料理、地元のワインに、大自然の中整う十和田サウナも、ぜひご堪能ください。


青森の体験予約サイト「Join Aomori」では十和田湖で楽しめる体験メニューをお申込みいただけます。ぜひそちらもご覧ください。

住所
十和田市奥瀬十和田湖畔休屋486
電話番号
0176-75-1531
車で約20分

奥入瀬渓流  

爽やかな清流沿いは絶景の連続!

奥入瀬渓流はミシュラン・グリーンガイドで二つ星に選ばれた観光名所。約14km続く渓流は、どこを歩いても絶景の連続!バスや車でビュースポットを巡るのも良いですが、時間と体力が許せばぜひ歩いて散策を。自然で作られた緑のトンネルや遊歩道を散策すれば、澄みきった森の空気や、木漏れ日にきらめく水面、表情豊かな清流、葉や苔の可愛らしさなど、自然が織りなす美しさを余すことなく堪能できます。


写真を撮るのが好きな人は、下流から上流へと散策するのがおすすめ。下から撮った方が光の関係できれいに映ります。


ベストシーズンは5月中旬~6月中旬の新緑の頃。紅葉が美しい10月中~下旬も人気です。早朝に散策すると朝靄に木漏れ日が射し込む幻想的な見られるかもしれません。


奥入瀬渓流を自転車で颯爽と駆け抜けるレンタサイクルもおすすめです。(身長143cm以上の方限定)


◆貸出期間

4月1日~11月30日(予定)

◆貸出返却場所

奥入瀬渓流館(焼山バス停すぐ近く)、石ヶ戸休憩所(石ヶ戸バス停すぐ近く)、十和田湖観光汽船子ノ口案内所(子ノ口バス停すぐ近く)

◆営業時間

8:00~16:30(十和田湖観光汽船子ノ口案内所は16:00終了)

◆レンタル料

基本料金/電動アシスト自転車 4時間1,000円、一般自転車 4時間700円

追加料金/延長1時間ごとに300円増し、乗り捨ては300円増し

◆問合せ先

奥入瀬渓流館 0176-74-1233

石ヶ戸休憩所 0176-74-2355

子ノ口案内所 0176-75-2408


奥入瀬で楽しめる体験メニューのご予約は下記のウェブサイトからお申込みいただけます。ぜひそちらもご確認ください。

住所
十和田市奥瀬栃久保183
電話番号
0176-74-1233
車で約40分

十和田バラ焼き

戦後三沢米軍基地前の屋台で生まれたといわれるバラ焼き。それが十和田に伝わって好評となり、市内に爆発的に広まりました。しょう油ベースの甘辛いタレが子どもから年配の方まで広く愛され、十和田市民のソウルフードとして定着し、今では十和田市内の40以上のお店でバラ焼きを食べることができます。それぞれの店舗で独自の味があります。ぜひご賞味ください!

住所
十和田市
電話番号
0176-25-7758
車で約40分、八戸駅へ
Goal

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