馬好き必見!青森の馬に会いに行こう
- 日数
- 1泊2日
- 主な交通手段
- 車
- シーズン
- 春・夏
青森の各地には古来より馬と共に生きてきた文化が色濃く残っています。
馬好きの方におすすめのコースです。
七戸・金子ファーム
広大な土地で育つ良質「NAMIKI」牛
金子ファームは、肉牛、酪農において約15,000頭の牛を飼育する東北最大規模の牧場。美味しさを追求した牛肉と牛乳を生産、牧場内にある2つのお店でその味を楽しめます。
牧場ごはん「NARABI」では、金子ファームが育てた「NAMIKI牛」を使ったメニューがたくさん!NAMIKIビーフ(ホルスタイン)の熟成ステーキは肉厚でとてもジューシー!搾りたてのジャージー牛乳から作られるジェラートは、手作りジェラート「NAMIKI」で。ジャージーミルク、ブルーベリー、チーズなどのレギュラーフレーバーのほか、期間限定フレーバーもあり、滑らかな味わいが魅力です!
尻屋崎(寒立馬 ※4月1日~11月30日)
最果ての地に建つ白亜の灯台と寒立馬
本州最北東端の岬。最果ての地といった風情が漂います。風が強く、かつて昔は多くの船舶が座礁・遭難して「海の墓場」と呼ばれていたそう。岬の先端に建つ尻屋埼灯台(しりやさきとうだい)は、120年以上の歴史があり、レンガ造りの灯台としては日本一の高さを誇ります。128段の階段を上ると津軽海峡と太平洋を一望できます。
尻屋崎周辺の牧草地には寒立馬(かんだちめ)という馬が放牧されています。寒立馬は、寒気と粗食に耐え持久力に富む農用馬として重用されてきましたが、時代の移り変わりと共に激減。しかし、その後の保護政策により現在は30頭ほどに回復しています。4月~6月頃が寒立馬の出産シーズンなので、運が良ければ生まれたばかりの仔馬に出会えるかも?しれません。
尻屋崎周辺が閉鎖される1月~3月は、アタカと呼ばれる放牧地で毎日を過ごします。
寒立馬はゲートで仕切られた牧草地でのんびりと過ごしているため、少し離れたところから見守りましょう。
【寒立馬の生い立ち】
東通村の海岸地帯には、南部藩政時代から田名部馬と呼ばれる比較的小柄で寒気と粗食に耐え、持久力に富んだ馬が「四季置付」と称し周年放牧されていました。
これらは、南部馬を祖とし、藩政時代から明治、大正、昭和に亘って主として軍用馬として外来種との交配によって改良されてきた田名部馬であり、なかでも、尻屋地区ではこの田名部馬をブルトン種と交配することにより独自の農用馬(肉用馬)として改良してきました。
星野リゾート青森屋
風鈴馬車(星野リゾート青森屋のアクティビティ ※6月1日~8月31日)
風鈴の心地よい音と共に、馬車で公園巡り
青森の伝統工芸品・津軽びいどろと、祭りの衣装をモチーフにした風鈴の涼しげな音を聞きながら、夏の公園巡りを楽しめます。
※星野リゾート青森屋の季節限定アクティビティです。(6月1日~8月31日のみ)
三沢ホースパークでホーストレッキング
旅の途中で馬に触れ合おう!
三沢は古くから馬の放牧場として知られた地。
「馬がそばにいる暮らし」をビジョンに、馬と触れ合う様々なアクティビティが用意されています!
馬に乗って林道などを歩く「里山トレイル」は乗馬初心者や乗馬を楽しみたい人に人気。牧場周辺の農道や林道を抜けて、小川原湖を目指します。初心者の方は、フィールドへ出る前に基本の乗り方(手綱操作など)のレッスンを行ってから出発するので安心!
他にも「初回限定30分おためし乗馬レッスン」では、自分一人で手綱を操作して、馬を自由自在に動かす体験もできます。
八食センター(昼食)
八戸名物が勢揃い!何でもそろう「食のテーマパーク」
新鮮な魚介類、乾物をはじめ青果・精肉、野菜、お菓子、地酒など、全長170mに約60店の専門店が軒を連ねる八戸市民の台所。お土産の種類も豊富で、八戸観光には外せない人気スポットです。
近海で獲れた魚介類を使った磯料理や郷土料理が味わえる「厨スタジアム」や、八戸ラーメン、そば、うどんなど、八戸の食をまるごと味わえる「味横丁」があります。購入した魚介類や肉をその場で炭火焼きできる「七厘村」は大人気!牡蠣もホヤもイカも新鮮で、感動の美味しさです。名物のせんべい汁やリンゴジュースも味うことができます。
各種イベント「八食サマーフリーライブ」、「八食料理道場」をはじめ、マグロ解体ショーやお笑いライブなど、様々なイベントも開催。来訪前には公式サイトをチェックしてみてください。
史跡根城の広場(八幡馬絵付け体験)
根城は、建武元年(1334年)に南部師行(なんぶもろゆき)により築城された城です。寛永4年(1627年)に領地替えにより使われなくなるまでの約300年間、八戸地方の中心でした。根城跡は、昭和16年に国史跡に指定されました。その後、昭和53年から約11年間掛けて、発掘調査及び整備事業が進められました。史跡の主要部分は、平成6年10月「史跡 根城の広場」として公園化されており、本丸跡には、発掘調査の成果をもとに、安土桃山時代の根城の様子が復原整備されています。主殿と呼ばれる当主が儀式を執り行った建物を中心に、工房(こうぼう)・板蔵(いたくら)・納屋(なや)・馬屋(うまや)などが復原されており、内部に入れば、正月の儀式の様子や、いろいろな道具類などを見ることができます。